
できること
同じApple Account(Apple ID)でサインインしているiPhone・iPad・Macどうしは、「コピー」の中身がつながっています。iPhoneでコピーした文字を、Macでそのままペースト。写真も同じようにいけますし、逆にMacでじっくり打った長い文章をコピーして、iPhoneのLINEに貼り付けて送ることもできます。
コピーの中身はインターネット上に保存されるのではなく、近くにある2台が直接やり取りします。また、コピーした内容が相手の端末で使えるのは短い時間だけです。コピーしたら早めにペースト、が基本になります。

先に、設定をチェック
この機能が動く条件は5つです。試す前に、ここをそろえておきましょう。
- iPhoneとMacが同じApple Accountでサインインしている
- 両方ともWi-Fiがオン
- 両方ともBluetoothがオン
- 両方ともHandoff(ハンドオフ)がオン
- 2台が近くにある(目安10m以内)
4つ目のHandoffは、多くの環境では最初からオンになっています。念のため確認する場所はここです。iPhoneは「設定 → 一般 → AirPlayと連係」で「Handoff」をオン。Macは「システム設定 → 一般 → AirDropとHandoff」で「このMacとiCloudデバイス間でのHandoffを許可」をオンにします(画面の名前はOSのバージョンで少し違うことがあります)。

それでは、試してみてね
設定がそろったら、あとはふだんのコピペと同じです。
- iPhoneで、メモやメッセージの文字を長押しして「コピー」
- 近くのMacで書類やメモを開き、「編集」メニューから「ペースト」(キーボードなら⌘Vキー)
iPhoneでコピーしたはずの文字が、Macに貼り付きます。写真なら、iPhoneの写真アプリで写真を選んで「コピー」→ Macの書類に「ペースト」です。
もしうまくいかないときは、ひとつ前の5つのチェックに戻ってみてください。それでも動かないときは、Wi-FiとBluetoothを一度オフにして、オンにし直すと直ることがあります。
こんなときに便利
スマホに届いた長い住所や予約番号を、パソコンの書類に打ちなおす。iPhoneで撮ったスクリーンショットを、資料に入れたくてメールで自分宛てに送る。そんな「小さな運搬」が、ぜんぶコピーとペーストだけで済むようになります。
合わせ技もあります。紙や看板の文字をiPhoneのカメラでコピーする方法と組み合わせると、「紙の文字をiPhoneでコピー → Macの書類にペースト」までひとつながりになります。コピーとペーストの基本のやり方はこちらの記事にまとめてあります。
Windowsのパソコンでは?
この機能はApple製品どうし専用です。Windowsのパソコンどうしなら、「クリップボードの履歴」(Windowsキー+Vキー)に、Microsoftアカウントで端末間の同期をオンにできる設定があります(設定 → システム → クリップボード)。iPhoneとWindowsの組み合わせでは、いまのところ標準のコピペ連携はないので、メモアプリやメールの下書きを経由するのが確実です。
まとめ
- 同じApple AccountのiPhone・iPad・Macは、コピーとペーストがつながっている
- 先に「同じアカウント・Wi-Fi・Bluetooth・Handoff・近くにある」の5つをチェック
- あとはふだんどおり、コピーして、ペーストするだけ
- コピーした内容は短時間で消えるので、早めにペースト



